仕事が楽しそう=趣味みたい
今回のテーマにした理由があります。
『仕事が楽しそう=趣味みたい』は決して悪いわけではありません。
究極はここになるのですが、その前に必要なことが欠けているように感じます。
本当にただ美容が好きで、趣味でやっているのか?
本当に美容が好きで、ビジネスとしてやっているのか?
同じように感じますか?
自分達の50・60代になったことを想像していない
美容室の生存率は?
1年以内に閉店するサロンが60%
3年以内に閉店するサロンが90%
10年以内に閉店するサロンは95%
20年以上続くサロンは0.3%
30年以上続くサロンはなんと、0.02%
企業の生存率は?
設立5年で約85%の企業が廃業・倒産
設立10年以上存続出来る企業は6.3%
それと比べるとサロン生存率はかなり厳しい数値になっています。
これからもずっとお客様が来店し続ける確証はないですよね。
また自分がもし病気になったときどうしますか?
美容が好き=趣味=経営
確かに仕事が趣味になれると、全ての事に対して頑張れますし、疲れないですよね。
しかし、
例えば
再来率が90%だとしても既存客が10%減ってしまいます。
新規で10%補充しないと100%にはなりませんよね。
再来率が95%だとしても既存客が5%減ってしまいます。
新規で5%補充しないと100%にはなりませんよね。
『再来率100%を目指す』
そんなの無理に決まってる。
そんなの極。
まあ〜色々と出来ないことを考えても沢山出てくると思いますけど、何も変わりませんよね。
逆に『じゃあどうすればなれるのか?』って思考を変えたときから、
今、現場で何が足りてて、何が足りていないのか?
ず〜っと通いたくなるお店ってどんなんだろう?
って色々考えることが出来ますよね。
そこが大事なのですが・・・・
ほとんどの美容室が40代・50代・60代になった時のことを考えていません。
今のまま維持しているのでしょうか?
お客様がいつ来るかどうか?
自分でもずっと通いたくなるお店が明確でないのに・・・・
ですから、将来を見越した経営をしないといけないのです。
収益を上げることは悪いわけではない
『収益を上げる』と言うと
『そんなに儲けてどうするの?』
『もっとお客様が来やすい値段にしてあげたらいいのに?』
つて言われますが、永続的に経営をするには絶対にお金が必要になります。
コスト削減にも限界があります。
結局、良いものをしっかりと必要な人に必要なだけたっぷりと、使えるようになるにもお金がいります。
売り上げが下がりだすと、
『薬剤を薄めたり』
『使うのをケチったり』
しないといけなくなりますよね。
だから、今は良くても自分が40代・50代・60代になった時のことをしっかりと考えて、経営をすることが必要だと思います。
ですから、
『必要性がある美容室』
『便利性のある美容室』
この2つのポジショニングを明確にして、経営をしないといけないのではないでしょうか?
それでいて
仕事が楽しく=趣味みたいに経営ができるのが1番だと思います。
美容師基準では『埋もれている価値を発掘』したり『新しい価値を創造』したりしながら、勝つ為に必要様な土台作りを応援しています。
途中参加の方も多くいらっしゃいますので、お問合せください。